WEB・CD-ROM・DTPのサムクイックがお届けするコラムページ「私的事情」です。 どうぞごゆるりとお楽しみください。

 
 
 
ロンドン小林 1973.8.24 B
某国立T大院卒、 博士号、一応あり。米国留学を経て、現在「宇宙のその先」について夢想中。最近は「ニュースジャパン」の滝川クリスタルがお気に入り。ニュースなのに、なぜか妖艶なあの雰囲気。おにゃんこ世代の心、ときめく。
 
僕的ショートレビュー (まとめてお届け)
2005.4.27


【僕的ショートレビュー(1)】
■「象の消滅」 短篇選集 1980-1991
村上春樹
新潮社

外国出版社がチョイスした村上春樹の短編集。
僕がこのエッセイを取り上げた矢先の出版。
僕のトレンドも悪くない。この中では、
「パン屋再襲撃」もおすすめだ。



【僕的ショートレビュー(2)】
■パンダの死体はよみがえる
遠藤秀紀
ちくま新書

動物園と社会の接点をよりよく理解したいなら、
また、解剖学・遺伝学などのサイエンスの最前線を
知りたいなら、この一冊はかなりおすすめだ。
熱い情熱を元に語られる遠藤のメッセージは、
無気力世代の若者のハートをとらえてやまないはずだ。



【僕的ショートレビュー(3)】

■日本に象がいたころ
亀井節夫
岩波新書青版645

古生物学者がナウマンゾウから現存のゾウまでの話を
わかりやすく解説。歴史的、文化的な話も満載で、
気軽に読める一冊だ。ただし、かなり古い本なので、
本屋で見つけるのは難しいかもしれない。ゾウに関する
新しい情報は別の本にあたる必要がある。



【僕的ショートレビュー(4)】
■動物園にできることー「種の方舟」のゆくえ
川端裕人
文芸春秋

動物園について真剣に考えてみたいなら、この本がお勧めだ。
特に、米国の動物園事情には詳しい。ノンフィクション作家として
注目を浴びる川端の力作をチェキラ。


※今後はコラムに付随の形て書き足されていきますんで、よろしく。


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04.7.11 僕とゾウ [No.2]
04.7.18 僕とゾウ [No.3]
04.8.23 僕とゾウ[No.4]
04.11.5 僕とゾウ[No.5]

 


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