WEB・CD-ROM・DTPのサムクイックがお届けするコラムページ「私的事情」です。 どうぞごゆるりとお楽しみください。

 
 
 
村井知生 1971.11.28 B
後天性ヒキコモリ気味なお遍路野郎。
一人でいると外にでたくなり、外にでると帰りたくなる。ペシミスティックなオプティミストを標榜し、日々此れ勉強。宮沢章夫のコラムが好きだが、電車の中で笑っていると変質者じみていて、堪えると苦しく涙が。。。

 
お遍路徳島編(12)時事情報
2008.03.23


とても久しぶりの更新。既に前回から半年近くたってしまった。

現在は2008年3月23日なのだが、3月20日から卓球の四元奈生美氏が「徳島--高知編」お遍路に旅立たれた。その間、仕事である卓球はどうするんだろうという素朴な疑問はあるのだが、自分が行ったまったく同じ道(そして同じ距離)を歩かれるらしので興味深い。BSなので、BS放送を見られる方に限られてしまうのが、玉に瑕。

■街道てくてく旅 四国八十八か所を行く

久しぶりに徳島の一番札所を見て心が騒ぐ。そうだ、ここから始まったのだなぁ。彼女は住職に概要を説明されていたが、私は女性の方だったと記憶している。周り方から、お経の読み方、心構えなどをすべてお聞きした。

更に、納経帳や納め札など最初にそろえた時の感動をもう一度。結構先が長いので、気が遠くなってしまったのを覚えている。

途中で彼女が様々な方から声を掛けられ、更にお接待らしきものを受けているカットがあった。多分、大方の視聴者の方は、「彼女が四元さんだからこんな扱いなのだろうな」と思われたのだろうと想像したが、さにあらず。まあ、多少はそういう要素もあるだろうけど、四国の方は本当にフレンドリーな方が多い。更に歩きお遍路さんには話かけてきてくれたり、お接待してくれたりが日常的にあるのが現状。嬉しいことだ。

まず、私が注目しているのが、3月27日(木)の焼山寺。なんといっても、あの山は鬼門なのだ。あそこで歩きお遍路を後悔する人が多くいるはず。私も例外に漏れず。

四元氏がどう反応するのか楽しみでならない。彼女は運動能力がずば抜けているだろうから、その辺でカバーするのだろうか。いや、私とて、若かりし日はかなりの運動能力を発揮したタイプだ。それでも。。。辛かったな、あの山。

ともあれ、面白い番組を発見した。朝8時からなので、私自身も修行のつもりで完視聴するつもりである。南無大師遍照金剛ぅ〜!



【不定期ブックレビュー】
水滸伝  北方 謙三
肌テイスト的に、北方謙三氏と自分は上手くマッチしないと思い続けていた。ハードボイルドな生き方は自分の方向じゃないと思っていたから。
しかし、彼の歴史小説は、本当に読み物として優れていると思う。なるべく史実に沿いたいという意図をもち、その上で登場人物ごとの心を探る。
面白いのは1人称で語られる物語であるということ。その迫力は読んでみれば分かる。引き込まれること請け合い。三国志や南北朝シリーズなど、すべてが面白い今日この頃。
 
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No.001 お遍路事始(1)「動機」
No.002 お遍路事始(2)「修行」
No.003 お遍路事始(3)「旅立つ者」
No.004 お遍路徳島編(1)「四国」
No.005 お遍路徳島編(2)「お遍路さん」
No.006 いや、少々お待ちください(言い訳君)
No.007 お遍路徳島編(3)「お接待」
No.008 お遍路徳島編(4)「友人」
No.009 お遍路徳島編(5)「9.11」
No.010 お遍路徳島編(6)「山登り」
No.011 お遍路徳島編(7)「無銭宿」
No.012 お遍路徳島編(8)「小休止」
No.013 お遍路徳島編(9)「鯖太師、温泉、モスキートー」
No.014 お遍路徳島編(10)「お遍路 リッチサイド」
No.015 お遍路徳島編(11)「雨とお遍路」





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